【びわこボート・GⅡレディースオールスター】2回目出場の北村寧々&初出場の神里琴音/意気込む同期両者
今年は1人じゃない。2年連続出場の北村寧々が、128期同期の神里琴音という頼もしい援軍とともに、まずは4日間の予選に挑む。
昨年は128期は1人だけ。支部からも1人だけの孤軍奮闘で、最終日の3着が最高成績。予選は舟券に絡むことはできなかった。「今年は神ちゃん(神里)が一緒。ピットでも宿舎でも気持ちが全然違います」。その力強い一言が、昨年以上の走りを期待させる。
ファンは粘り強さを評価してくれたと感じているという。「6番手でも一つでも前を追い上げる姿勢を見せられたら」。ただ初戦の2Rは1枠。追い上げるよりも、とにかく先に回ることに神経を集中する。
その神里は今回が初出場。「ぎりぎり出られるかなぐらいの気持ちだったけど、こんなに投票してくださるなんて」と、19位の選出に感謝感激。「選んでくれた人のために一本でも多く舟券に絡みたい」。今節唯一のティーンエージャーが意気込んだ。
九州からはもう一人、野田部宏子がうれしい初出場。「よかったです」と初の舞台を喜び、「どこを評価されたか?全部出し切るところじゃないでしょうか」と自己分析。スリットもターンも守りに入らない突貫タイプは確かに、ファンの心を離さない。
初戦は3枠。思い切った攻めを繰り出すには格好の枠番で、番組マンもその持ち味を後押し。F持ちも関係なしの強攻を見舞う。