ボートレース

【からつボート(モーニング)一般】122期コンビが演出した好レース

 同期というのは時にライバルになったり、心の支えになったりとお互いを高め合える存在。今節参戦の中村日向と渡辺空依も、養成所で苦楽を共にした同期122期生だ。

 このコンビが2日目の1Rから大白熱のレースを演じた。1Mはイン中村が先マイしたが流れてしまい、2コース渡辺が差し切って先頭に立ち、周回を重ねた。だが中村は諦めずに渡辺を猛追。すると3周1M、中村が差して渡辺の懐へとへさきをかけ、3周2Mでついに逆転に成功。まれに見る追い上げを決めた。

 レース中は年齢、性別が一切関係ない「誰もが躍動するスポーツ」のボートレース。その言葉通りに容赦なしの激戦を展開した2人だが、陸(おか)に上がれば、お互いの健闘をたたえ合うほほ笑ましい姿が見られた。

 ▼2R 渡辺はその熱戦後の後半7Rで転覆したが、その影響がなければ舟足は抜群で侮れない。3―14―全。

 ▼12R 中村は大外ながら展開を突いてくる手腕は一級品。6―12―全。

2人で並んでペラを叩く渡辺空依(左)と中村日向(右)

 

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