ボートレース

【からつボート・GⅠダイヤモンドC】赤坂俊輔 低素性機ながらGⅠ戦6年半ぶりの優出

 赤坂俊輔は今節唯一のオール3連対で予選を2位でクリア。準優11Rではイン速攻を決めて、ファイナル進出を果たした。ここまでかなり順調だが、相棒は素性Dランクの43号機で、前評判があまり良くなかったエンジンだ。

 実際、前検は「次にこのエンジンを引いた人に謝っといてください」と苦笑い。悪い成績を並べる覚悟だったわけだが、いざシリーズが始まると、初日、2日目と白星を並べて、2日目終了時には暫定トップにも立った。「エンジンを考えたらよく動いている」と、前検の苦笑も忘れるほどに上々の手応えだ。

 GⅠ戦の優出は2017年10月の大村周年以来、6年半ぶり。勝てば14年ぶりのGⅠ制覇で、そのVは10年2月の九州地区選手権。ここからつで勝ち取った、GⅠ初制覇の思い出のレースだ。「からつは地元の大村より相性がいい」と話すほど水が合う。ファイナルは2コースから持ち前のS力と巧腕を存分に発揮して、2度目のGⅠタイトルをつかみ取る。

 ▼12R 赤坂がトップSから、差しとまくりの二段構えでVゴールを狙う。2―13―全。

14年ぶりのG1制覇を狙う赤坂俊輔

 

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