【ボートレーサー養成所】プロレーサー目指して136期52人が入所式
プロのボートレーサーを養成する「ボートレーサー養成所」(福岡県柳川市)で5日、136期入所式が来賓や地元、業界関係者ら約300人に見守られて盛大に行われた。志願者1121人の中から約22倍の狭き門を突破した52人(男子38人、女子14人)が緊張した面持ちで式に臨んだ。
式では冒頭、日本モーターボート競走会の潮田政明理事長が「人身事故や大きなけがにつながらないように、教官の指導をよく聞き、緊張感を持って精進してもらい、礼と節をしっかりと身につけていただきたい」と小髙幹雄会長の訓示を代読した。
136期養成員代表の川端心愛(かわばた・ここな)養成員(22、福井出身)は「養成所に入所した誇りを胸に、諸規則を守り、礼と節を重んじ、立派なボートレーサーになるため、日々努力することを誓います」と力強く宣言した。136期生はこれから約1年間の厳しい訓練を経て、2025年5月のプロデビューを目指す。