ボートレース

【とこなめボート・Aレディース】4カドの基本はまくり? 差し?

 奇数コースが攻めて、偶数コースは差し。近代ボートレースのセオリーだ。そんなわけで4カドは順番的に、いかにうまく差せるかが問われるコースということになる。

 ただ本来、カドというのは攻める位置。古い人間の私としては、カドは差しよりもまくりが基本であってほしいと思う気持ちが捨てきれない。時代は変わったのだと頭では分かっていても、私の心の奥は、カドが差しではどうにも落ち着かないのだ。

 そんな時代だからこそ、カドからまくるレースを見るだけでちょっとうれしい。まくり切れずとも、まくりに動いてくれるだけでもうれしい。初日、藤田美代がそんなレースを見せてくれた。3R、4カドから握って攻めて2着。「スリットはのぞいたけど、3コースがSで様子を見たからかも。隊形が良かった」。たまたまだと強調したが、4カドの攻めはやはり、こうであってほしい。Sがバラけることの多い女子戦なので、同じようなレース展開を引き続き期待する。

 ▼4R 道上は若い頃からずっと、S力に任せた強攻が持ち味。4カド強襲で穴を演出。4-23-235。

 ▼9R 池田は今期の4コース戦績は15戦3勝で3連対率は6割の高率。4=1-26、6-4=1。

初日は4カドから握って2着に入った藤田美代
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