ボートレース

【児島ボート・GⅠ周年記念】羽野直也 幸福の黄色いカポック

 持ってる男がベスト6入りを決めた。羽野直也は準優トップバッターの10R、5コースからまくり差して2着。白井英治、峰竜太がスロー域を固めるなど並み居る強豪相手にも、一切引けを取らない走りで着実に優出切符をつかんだ。

 その準優勝戦は5号艇で登場。「児島の黄色は運がいいですね」と自負するように当地の黄色いカポックには何かと縁がある。児島は昨年7月のオーシャンカップで自身初のSG優勝を決めた水面で、そのときも5号艇だった。「あまりいいイメージはないんですけど」と相性の良さこそ口にしないが、「ここは本当に運がいいですね」と不思議とツキが巡ってきている。

 運気とともに機力も上向いている。「微調整をした準優が一番良かった。出足はしっかりしてそこは自信が持てる」と納得の仕上がり。「足合わせは(松尾)拓とばかりして、スリットではかなり行かれているけど、拓はいいでしょうから」と、今節一、二を争う抜群機に乗る同期をバロメーターにきっちり引き上げてきた。「黄色(の枠番)なら期待してください」。同じ勝負服を着た福岡の若きエース候補が、思い出の水面で再現Vを狙う。

昨年7月の児島SGオーシャンカップでは5号艇で優勝した羽野直也

 

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