ボートレース

【福岡ボート(サマータイム)ヴィーナスS】∞(無限大)の可能性に懸ける手も


<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>


 

 優出メンバーの通算V率を見てみましょう。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。

 トップは平山智加。27.1%は女子でもトップクラスで、男子に交じったとしても上位の数字。さすがに周年記念を制した女子のレジェンドで、勝負強さに関しては文句の付けようがありません。優勝戦1号艇は取り逃しましたが、今度は一転して穴候補として注目が集まります。

 次は優勝戦で波乱を起こした確率を示す、イン以外のV率を見てみましょう。高ければ高いほど波乱の使者としての資格は十分ということです。トップは66.7%の藤原菜希。準優が順当なら3号艇でV経験のない3コース進入が有力でしたが、平山が敗れたことでV経験豊富な2コース想定に。流れを考えると穴候補は平山よりこちらかもしれません。

 ただ、ここで気になるのは当地のフレッシュルーキーを務める米丸乃絵。数字は0%ですが、まだVが未経験なので当然。V字曲線を描く近況の成長の加速度は強烈で、言い換えれば可能性は0%ではなくて∞(無限大)。機力は節一で当地に懸ける気持ちを加味しても怖いのは彼女です。
 

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