ボートレース

【三国ボート(モーニング)ルーキーS】前田翔が5コースから差し抜けV

 三国ボートのルーキーシリーズ第8戦は18日、最終日の12Rで優勝戦が争われ、前田翔が5コースから最内を差し抜け、2022年10月の浜名湖以来、通算2回目の優勝を飾った。最終ラップまで追い詰めた1号艇の佐藤隆太郎が2着、砂長知輝が3着だった。3連単配当は5万円台の波乱決着になった。

 

1年半ぶりにVを飾った前田翔

 ■ヒーロー

 前田がミラクル差しでルーキーシリーズ初Vを飾った。今節なかなか伸びが上向かず、優勝戦でも展示タイムは5番手タイ。本番のSもコンマ18と一番遅いタイミングだった。

 だが1周1M。4カドからトップS決めた新開が握っていき、それに内3艇が抵抗して絶好の展開に。5コースからぽっかり空いたブイ際を難なく差し抜けると、1周2M握ってきた佐藤を抑えて全速で先に回った。コーナーごとに佐藤に詰め寄られるシーンはあったが「差されないようにしっかりターンマークを回った」と、冷静さを保って先頭を守り切った。

 「優出する回数は増えたのになかなか優勝することができなかった。長かった」と1年半ぶり2回目のVにホッした表情を見せた。「GⅠに呼んでもらえる選手になりたいので、今回のVをきっかけにもっと頑張りたい」と今後の活躍を誓った。

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