【福岡ボート（サマータイム）一般】普段の一般戦とは別物

＜記者コラム・森大輔の勝ち組の法則＞

 

　直近10回の3大特選（新春開運、どんたく、お盆）のコース別1着率を見てみましょう。
　
　バラつきはありますが、総じてインの1着率は高くなく、3大特選はイン受難の傾向なのが分かります。もちろん、以前の減音エンジン時代よりインの1着率ははるかに上がっていますが、現在の低出力型エンジン時代の平均値からすれば高くないのは一目瞭然です。

　実際に今節のここまでの決まり手も逃げ9回、まくり7回、まくり差しが6回、抜きが2回。逃げとまくりが拮抗（きっこう）していて、インの1着率は37.5％とかなりのイン受難の傾向となっています。

　やはり、当地の走り方を知っている選手がそろう3大特選は普段の一般戦とは別物。今月に入って西スポ杯、ヴィーナスシリーズとイン1着率はいずれも60％台と高めで推移していましたが、今回は頭を切り替えて舟券対策を立てましょう。