GⅠ開設72周年記念「浜名湖賞」(11月3~8日)を開催中の浜名湖ボートで3日、11月中にデビュー戦を迎える地元静岡支部の新人137期2人のトークショーが開かれた。
新人2人は安藤瑠希(あんどう・りゅうき、11月4日に21歳)と藤田康生(ふじた・こうき、20歳)。9月にあったボートレーサー養成所の修了記念のチャンプ決定戦には2人とも出場。藤田は優勝、安藤が3着とそろって表彰台にも上った有望株だ。
トークショーでは入所試験が話題に上り、MCは藤田に受験回数を質問。藤田は名門・浜松北高から名古屋大に進学(在学中)という経歴の持ち主だが、合格は受験3度目で、2度目は1次の筆記試験で不合格だったと答えると、MCは「えっ」と思わず絶句。
藤田は「見たことがない四字熟語も出てきて、4択式なんですけど、(サイコロのように)鉛筆を転がした方が早いんじゃないかと思うぐらい」と筆記試験がいかに難問であるかを明かした。
2人が入所した137期は、応募986人に対して入所は49人で倍率は約20倍。そこから1年間の訓練を経て、修了はわずか24人という狭き門。
