【佐賀競馬（ナイター）第7回佐賀スプリングC】5月19日　6R　サトノディード末脚全開

■6R佐賀スプリングCの検討■

　サトノディードが末脚全開だ。JRAで4勝、大井でもオープン特別などで活躍した実績馬。佐賀へ移籍後の3戦目だった前走A級準重賞を豪快にマクって差し切り、本領を発揮した。引き続き好調キープの状態だ。ここも待機策から直線強襲劇の再現に期待。

　ヒストリーメイカーは昨年暮れの中島記念を早めスパートからV。佐賀の頂点に立った。前2戦はJpnⅢ佐賀記念7着、名古屋遠征の東海桜花賞8着だが、地元だけのメンバーなら底力を高く評価したい。

　アエノブライアンは大井B級からの転入初戦だった前走で2着。サトノディードの末脚に屈したが、初コースとしては合格点だろう。叩き2戦目で前走より上積みが見込める。道中で自在に攻めるタイプ。

　短距離路線から距離を延ばすリーチは脚質的に1800mでも無視できない。あと、重賞戦戦で上位争いのタガノファジョーロ、近走堅実のテイエムフェローに注意を払いたい。

■厩舎情報■
　◎サトノディード・真島補佐　「前走は頑張ってくれました。何とか勝って、状態はいい感じ。展開に左右される節はあるが、それでも長く良い脚を使えますよ」
　○ヒストリーメイカー・手島師　「遠征から帰ってきた後も変わりなく順調。大外枠も特に問題はない。ほかに前へ行く馬がいれば無理はしません。流れに乗って行ければいい」
　▲アエノブライアン・池田師　「佐賀初戦はこの馬向きの展開じゃなかったが、2着と力のあるところを見せた。ひと叩きして状態は上がっているから楽しみ。デキは良いので、あとは下原騎手にまかせたい」
　△リーチ・真島正師　「状態は絶好調。あとは距離だけ。距離が持てば上がりの脚を使う。後ろからになると思う。うまく脚をためられればいいね」
　×タガノファジョーロ・九日師　「2000m以上が合う馬だが、ここでもそこそこ頑張れるのではないか。位置取りを含めて相手次第でしょう」
　×テイエムフェロー・平山師　「競馬が上手な馬だから距離延長も大丈夫と思って、ここを使った。前々勝負でどこまで粘れるか。デキは変わらずにきているよ」
　サトノスライヴ・真島正師　「前走は走らなかったが、変わり身があれば良いね。状態は良さそうに見える。取り付いたところから上がり狙いで」
　エイシンダンシャク・山田義師　「今回もハナに行くのみ。1800mなら何とかと思うし、この馬のペースで行ければいいね」
　スリーエクスプレス・渡辺師　「前走は佐賀初戦の割には脚を使っていた。中間は順調。いくらかは上積みありそう。JRAでは中距離以上を使っていたし、距離は合うだろうね」
　ラヴィータエベラ・真島補佐　「びっしり鍛えたから、それがどう出るか。動き自体は良かった。自分のペースで道中を進みたい」
　シウラグランデ・三小田師　「良くも悪くもない状態。後ろからの脚質だし、強いメンバーがいる中で展開が合えばいいね」