【佐賀競馬・66回栄城賞】ウルトラノホシ圧勝で2冠達成

　佐賀競馬の第66回栄城賞（2000m）は26日、3歳馬12頭が出走して争われ、断然人気のウルトラノホシ（石川倭騎乗）が2分12秒6で圧勝。佐賀皐月賞に続く、3歳2冠を達成した。4馬身差の2着にはデッドフレイ、3着にはトレベルオールが入り、上位は同皐月賞と同じ着順だった。

　佐賀のこの世代では力が違った。スタート直後から先行勢3頭の直後を追走。「イメージ通りの位置取りが取れた。リズムを大事に馬を信じて」と石川倭。向正面で動き出すと、勝負どころの3～4コーナーで一気に先行馬を飲み込み、直線入り口で早くも先頭に立った。デッドフレイらが懸命に追いすがったが、最後は手綱を抑える余裕でゴールを駆け抜けた。

　「安心して乗っていられた。力強さと柔らかさがあり、操縦もしやすい。三冠を目指して頑張る」。石川倭は三冠目のロータスクラウン賞（9月29日）を見据えた。