【佐賀競馬(ナイター)脊振山賞】7月27日 8R ブルーアロー好位から抜け出す構え
■8R脊振山賞の検討■
ブルーアローが好位から抜け出す構えだ。高知からの移籍初戦だったA2平場は鮮やかな好位差しを決めてV。ひと叩きした2戦目は重賞の佐賀王冠賞に挑み、2番手先行から2着にまとめた。引き続き好調をキープ。今回のメンバーなら地力は一枚上とみる。
グローリーは前2走のA級準重賞・特別で連続2着と気を吐いた。昨年暮れの中島記念でも2着に激走した実績が光る。今春はやや足踏みしたが、ここにきて復調してきた印象。待機策から追い比べだ。
シューラヴァラは勝ちきれないが、常に末脚を伸ばして大きく崩れない。前4戦で2着3回。差し一手で届いていないが、展開さえハマれば勝機も見いだせそう。こちらも上がりの勝負にかける。
アラゴナイトは2戦連続4着も、前走は勝ち馬まで0秒4差とレース内容は上向き。自在に攻めるサトノスライヴと、逃げのエイシンダンシャクも侮れない。
■厩舎情報■
◎ブルーアロー・古賀師 「状態はいいですよ。力は出せるだろう。前走は2番手から行ったが、今回は前へ行く馬もいるから、その直後あたりで。暑さの影響もないし、汗かきも良いから大丈夫のようです」
○グローリー・担当厩務員 「前走は終いに良い脚を使った。あの走りが今回もできれば。ここも道中で脚をためて直線で勝負したいですね」
▲シューラヴァラ・中川師 「ちょっとバテ気味かもしれないから前開催を休んだ。直線でどこまで伸びることができるか」
△アラゴナイト・池田師 「前走は直線で良く詰めてきた。暑い中、何とか状態はキープできている。位置取りにこだわりはありません」
×サトノスライヴ・真島正師 「夏場になって無理な調教はしていないから状態は良いようだ。ゲートを出たなりで取り付いたところから。折り合い次第」
×エイシンダンシャク・山田義師 「ここでも逃げることができるが、最近は粘り腰がない。もうちょっと頑張ってほしいところ。とにかく行くのみ」
ラヴィータエベラ・担当厩務員 「発汗もいいし、カイ食いも落ちていないから暑さは大丈夫でしょう。これまでの戦歴を見ると、夏場は良いのかも。自分のペースで前へ行けば」
スリーエクスプレス・担当厩務員 「前走はゴール直後も元気で、本気で走っていない感じ。力はあると思う」