【佐賀競馬・第26回吉野ケ里記念】テイエムフェロー人気に応えて重賞3連勝

　佐賀競馬の第26回吉野ケ里記念（1400m）は28日、オープン級の10頭が出走して争われ、単勝1番人気の支持を受けたテイエムフェロー（飛田愛斗騎乗）が1分27秒9で鮮やかに逃げ切った。2着は2馬身差で好位を進んだテイエムフォンテ、さらに5馬身差の3着にはマイネルデステリョが後方から突っ込んだ。

　テイエムフェローはこれで佐賀スプリングC、佐賀がばいスプリントに続いて重賞3連勝を決めた。同じ平山宏秀厩舎で2着だったテイエムフォンテとともにJpnⅢサマーチャンピオン（8月29日、佐賀）への優先出走権も獲得した。

　「相手に合わせず、この馬本来の先行競馬をする」と平山調教師が述べていた通り、発馬後に気合を付けられてテイエムフェローがハナを奪取。直後を追走した先行グループは勝負どころで脚をなくし、直線入口では既にセイフティーリードを取った。ゴール前では懸命に追うテイエムフォンテらを突き放してねじ伏せた。