【佐賀競馬(ナイター)あさがお賞】8月3日 8R メアリー逃げ切り態勢
■8Rあさがお賞の検討■
メアリーが逃げ切りの態勢だ。今春は足踏みが続いたが、ここにきて逃げ3連勝と軌道に乗った。夏に強い牝馬らしい活躍。ぶっちぎって勝っているわけではないが、ハナに立って直線でもしぶとさを発揮。今回のメンバーなら後続を振り切れる。
ウィップラッシュは名古屋A級からの移籍初戦を2番手先行から抜け出して勝った。ここは転入2戦目だが、前走はまだ余裕のある馬体で上積みは十分に見込める。重賞経験も豊富で地力で上回る。
メールブルーはC1特選、B級平場で3連勝したが、前走のB級特別では5着まで。やや壁に当たった印象も、今回は準重賞・特別での上位組は不在。530キロ台の馬体から繰り出す末脚を警戒。
オンネマトカの前走は1800mで失速したが、距離短縮で見直してみたい。前崩れの展開ならグランクロワ追い込みも一考。
■厩舎情報■
◎メアリー・真島正師 「変わらず順調。内枠だし、今回も(ハナへ)行くと思う。ペースにもよるが、馬場状態に関係なく逃げることができる。B級の一番上だけど頑張ってほしい」
○ウィップラッシュ・山田徹師 「前へ行く馬が多いからどうだろうか。行きたい馬を封じるまでの速さはないと思う。前へ行く馬を見ながら最後にかわせれば良いんだけど。距離は短いところがいい。状態に変化はありません」
▲メールブルー・大垣師 「牡馬でもあり、この暑さがどうか。スタートはあまり上手じゃないが、ここは頭数も少ないので、ゲートを出たところから運びたい」
△オンネマトカ・手島師 「1番枠の馬とのハナ争いになるのではないか。ケンカはしない方がいいし、2番手でもと思っている。前走はこの馬に合わない距離だったし、度外視しても良いのでは」
×グランクロワ・担当厩務員 「夏場だけどデキは保っている。7頭立てだから後ろから行っても大きな問題はないでしょう。外枠は歓迎だし、あと馬のやる気を引き出せるかどうか。展開次第ではチャンスあるかも」
アネロイド・手島師 「前走はこの馬らしくなかった。3走前や前々走のような感じになってくれていると思う。前へ行った方が良いタイプだが、先行争いはしないように好位あたりで」
アインジェニー・山田徹師 「一時期のような行き脚がない。ここはきつい感じがする。頑張っている方ではあるが、状態も良い頃には戻っていない」