【佐賀競馬(ナイター)第21回ロータスクラウン賞】9月29日 5R グラインドアウト実績一枚上
■5Rロータスクラウン賞の検討■
高知のグラインドアウトを中心に推す。これまで佐賀には2回遠征して3歳牝馬重賞の花吹雪賞、ル・プランタン賞を制覇。前走は川崎のJpnⅡ関東オークスに挑んで3着に健闘している。牝馬ながら実績は一枚上。6月以来の実戦でも仕上がりは良好だ。
地元佐賀勢ではラインフォルテに期待。JRAでは4戦未勝利に終わったが、佐賀へ移籍後は6戦6勝。キタサンブラック産駒でレースを使われながら成長を続けている。地方転出後はまだ底を見せていない。
高知のバレンタインガールはやや勝ちみに遅いタイプだが、黒潮菊花賞を4着にまとめた。確実に伸びる末脚を使い、距離面の不安もなさそうだ。
そのほかの佐賀所属馬では前走の栄城賞2着に好走したデッドフレイ、前々走で古馬とのB級準重賞を勝ったカシノルーカス、着実に力をつけたキトーウィン。
■厩舎情報・佐賀所属馬■
○ラインフォルテ・池田師 「予定通り順調。前走より相手は上がるけど、佐賀ではまだ負けていないし、距離延長も前走でパスして魅力はあると思う。追い切りの動きも良かった」
△デッドフレイ・鮫島師 「乗り込みは牧場である程度やってきているから馬自体は大丈夫と思う。あとは相手との力関係」
×カシノルーカス・古賀師 「能力はそこそこあるけれど、他地区の馬がどれくらい強いかで結果が違ってくる。この馬の力は出せる状態」
×キトーウィン・池田師 「夏場も使ってこれたし、順調に乗り込んで、ここに挑む。末脚は堅実。前走のB級特別2着で距離延長も問題ないでしょう」
ケンタッキーグレイ・北村師 「暑い中で頑張ってくれた。状態としては栄城賞の頃が最も良かったが、現状の力を出し切ってほしい」
ウェンティ・担当厩務員 「金沢遠征ではこの馬なりのレースはできた。長めの距離は問題ありません。メンバーはそろっているが、中団かその後ろから上がりの脚を使って頑張ってほしい」
ウルトラクロス・真島正師 「ここはメンバーが強い。砂をかぶらない位置取りで、この馬の走りをしてどこまでやれるか」
シーブレ・渡辺師 「この2走ぐらいから調子が戻って前走は出遅れたが、良く追い上げた。このメンバーでどうかだが、スタートをうまく切れば、力は出せる」
トゥールリー・北村師 「佐賀ユースCで2着から休みを取って、ここに臨むが、それなりに仕上がったと思う。前へ行ってなんぼの馬だから、今回もそうなるだろう」
トレベルオール・真島正師 「状態は変わらない。上がりを生かす競馬ができれば。前走はゲートが切れたから前へ行ってしまったが、本来の走りではなかった。落ち着いてこの馬本来のレースができれば」