【佐賀競馬(ナイター)松浦川特別】11月10日 7R ロードミッドナイト中間順調
■7R松浦川特別の検討■
ロードミッドナイトが中間も順調だ。高知からの移籍初戦だった前走の佐賀オータムスプリントは果敢にハナへ立ち、ライバルの追撃を封じて重賞初勝利を飾った。今回は先行型がそろったが、控えても戦闘力は落ちないタイプ。主役を譲らない。
テイエムフォンテは佐賀オータムスプリントで人気を背負って2着。先手を狙ったが、好位を追走する形。直線でロードミッドナイトを追い詰めたが、クビ差に泣いた。ここは逆転に燃える。
ロンドンテソーロがハナを主張する。昨年のウインターチャンピオンを制し、全国交流のゴールドスプリントでも2着と重賞戦歴も十分。前走の兵庫遠征は大敗に終わったが、地元で巻き返しだ。
このほか、休み明け3走目で良化が見込める実績馬のテイエムサウスダン、JRA3勝クラスから移籍のワンスカイ、夏の吉野ケ里記念3着のマイネルデステリョと伏兵陣は多彩。
■厩舎情報■
◎ロードミッドナイト・池田師 「佐賀初戦から結果を出してくれた。その後も順調。ウインターチャンピオン(12月8日)が目標。砂をかぶっても問題はなく、控えても対応できる」
○テイエムフォンテ・平山師 「状態は変わらずにきている。前走の佐賀オータムスプリント2着は発馬の切れが甘かった。ここも前へ行きたい」
▲ロンドンテソーロ・鮫島師 「兵庫での前走は飛ばし過ぎて、最後まで持たなかった。帰ってきた後は特に問題はない。今回もハナへ行くレースでよいと思う。ペース次第」
△テイエムサウスダン・平山師 「休み明けを2回使って前走より良くなっている。ほかに行く馬が何頭かいるから、その直後の位置で構えたい」
×ワンスカイ・真島正師 「ある程度は動けると思うが、移籍初戦でどんな走りをするか。テンはそんなに速くなさそうだが、前の方には行きたい」
×マイネルデステリョ・松島師 「変わりなくきている。中団後ろあたりから。吉野ケ里記念3着があるし、メンバーはそろっているが、距離に問題はない。あとは展開次第」
ブラックパンサー・山田徹師 「追い切りはもう少し動いても良いかなという感じだが、悪くはない。1回使ってみてからの思いはある。前には行かない馬だけど、南関東のA級だから余裕で中団あたりには行けそう」
マリンスカイ・柳井師 「いい馬だが、ひと息入れてのレースだし、1回叩いてからかな。逃げたいが、同じタイプの馬がいるのでどうか。距離は合っている」
アイメイドイット・山田義師 「変わらず元気。行くのみ。ただ、短い距離でほかに行く馬も多いから、前めでどのあたりにつけられるか」
フェブキラナ・大島師 「夏負けがひどく、ひと息入れた。力はあるが、ここはどこまでやれるか。砂をかぶらない位置で進めたい」
ナンヨープランタン・矢野師 「年齢的に切れがなくなってきたのかなあ。夏負けもあったが、叩き3戦目でどこまで変わってくれるか」