【佐賀競馬・第26回九州大賞典】アエノブライアン追い比べを制す
佐賀競馬の第26回九州大賞典(2500m)は24日、オープン級の11頭が出走して争われ、吉村智洋騎乗のアエノブライアンが直線の激しい追い比べを制して2分51秒1で勝った。クビ差の2着はブルベアイリーデ、さらに5馬身差の3着はフレイムソード。有力馬のコスモポポラリタはスタート直前で故障発生のため競走除外となった。
アエノブライアンはこれで佐賀王冠賞に続く重賞2勝目を飾った。この日はいつも通りの好位追走策。「前目のポジションで折り合いを付けていこうと思っていた」と吉村。事前の作戦通りの騎乗で「道中はすごくリラックスして走れて手応えも良かった」。
最終の4コーナーでインを突いたブルベアイリーデとの一騎打ち。双方譲らずの長い追い比べをゴール前で突き放した。兵庫所属の吉村は初めてアエノブライアンの手綱を取ったが「相性良くて乗りやすい競馬場。園田から来た甲斐が会った」と笑みを浮かべた。