【競馬】 地方年度代表馬はライトウォーリア 「NARグランプリ2024」表彰馬・表彰者を発表
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地方競馬全国協会(NAR)は15日、2024年に優秀な成績を収めた地方競馬の馬や調教師、騎手を表彰する「NARグランプリ2024」を発表した。
年度代表馬には、川崎記念(JpnⅠ)を制し、浦和記念(JpnⅡ)も2着、地方競馬の代表として海外遠征も経験したライトウォーリア(川崎)が全会一致で選ばれた。同馬は「4歳以上最優秀牡馬」にも選ばれ2冠。
内田勝義調教師は「今回の受賞は川崎記念で力走を見せたことはもちろん、オーナー、騎手、厩舎スタッフをはじめとする関係者のご支援、ファンの後押しも欠かせなかったと思います。NAR年度代表馬の名に恥じないレースをしていきますので、今後も温かいご声援をお送りいただきますようよろしくお願い申し上げます」とコメントした。
特別表彰馬には、昨年8月に17歳で死んだラブミーチャンが選ばれた。笠松でデビューし、史上初の2歳で2009年の年度代表馬に選ばれ、12年にも代表馬となるなど短距離路線で活躍を続けた。委員からは、地方競馬が厳しい状況の中、ファンや関係者に明るい話題を提供してくれたとの声が多数あった。
表彰者部門では「優秀女性騎手賞」に年間116勝を挙げ自身が持つ女子騎手の年間最多記録を更新した宮下瞳騎手(47)=愛知=が2年ぶり14回目の受賞。宮下は「特別賞」にも選ばれた。
本年度から改称された「フェアプレイ賞」(旧・ベストフェアプレイ賞)には、村上忍騎手(47)=岩手=が初の受賞に輝いた。
表彰式典は2月3日に東京都内で関係者のみで行われる予定。
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