【佐賀競馬(ナイター)桃花賞】3月22日 5R サンエルセントロ断然の様相
■5R桃花賞の検討■
サンエルセントロが断然の様相だ。高知C1から転入後2連勝の勢い。高知所属時から通算5連勝と波に乗る。佐賀での2戦はほぼ追わないまま余裕を十分に残しての圧勝劇。今回はB級準重賞とは言え、通過点の印象だ。待機策から抜け出す。
相手筆頭はデジタルサイオン。大井から移籍後、10戦して3勝、2着7回とオール連対。B級準重賞・特別の近3戦でも崩れずにレースをまとめている。強敵相手にモマれたのは強みだろう。
ムーンオブザサマーは2~3歳時は重賞戦線で活躍した。昨年6月の佐賀ユースCで重賞初勝利を決めている。ただ、B級トップクラスに入ると、やや足踏みが続く。潜在能力の高さを警戒。
あと、ともに先行粘りのピエナビーチとテイエムジンキュウ、自在脚のポケットカラキュンに目配り。
■厩舎情報■
◎サンエルセントロ・山田徹師 「強い競馬ができている。ここも力を出してくれると思う。追わないままで勝っているし、どこからでも行けるのでは」
○デジタルサイオン・東眞市師 「相手なりに走っているが、今回も1頭強い相手がいる。状態は平行線。中団あたりから」
▲ムーンオブザサマー・土井師 「距離は短い方が良い。悪いところはないけれど、ピリっとしない。調教は普通にできている」
△ピエナビーチ・鮫島師 「状態は変わらないが、相手が強い。難しいのではないか。前走、A2との混合戦は3着だが、斤量に助けられた」
×テイエムジンキュウ・平山師 「少しずつ良くなっている。前走は本来の先行競馬ができた。今回も前の方に行かせたい。馬体重も絞れていると思う」
×ポケットカラキュン・柳井師 「相手が前走よりさらに強くなっている。好位に付けたいが、このメンバーでは中団あたりだろう。追って直線でどこまで粘れるか」
キタカラキタオペラ・川田師 「状態は上がってきている。前走は距離延長で度外視できる。1400mに戻って本来の競馬ができれば」
マイネルデステリョ・松島師 「前走は間隔が空いていて、あまり走らなかった。以前と比べて、いまひとつの状態。ここはメンバーが強いから入着あればと思う」
ラインポラリス・池田師 「この馬なりに順調にきている。前走は末脚不発だったが、今回は展開がハマってくれれば」
マリノリリアン・大島師 「ゲートを出てからのスピードはあるが、前走のようにペースが速くなると後半がきつい」
ラファエーレ・手島師 「ここは相手が強い。状態は悪くないが、とにかく展開の助けがいる」
アネロイド・手島師 「B級の一番上ではなかなか自分の競馬ができない。ここは前にも行けないのではないか。厳しいレースになりそう」