競馬

【佐賀競馬(ナイター)北山湖賞】3月29日 4R ダイリンウルフ差し切りの構え

■4R北山湖賞の検討■
 ダイリンウルフが直線差し切りの構えだ。道営から再転入初戦だった4走前のウインターチャンピオンを完勝。前走の九州クラウンは上がり最速の末脚でアタマ差の2着に迫った。一連の重賞戦線では確実に末脚を伸ばしている。このメンバーなら主役を担う。

 テイエムフォンテは自在の攻め。勝ち切れない面はあるが、九州クラウンは3着に健闘。昨年夏の吉野ケ里記念、秋の佐賀オータムスプリントでいずれも2着と地力は十分だろう。

 ビキニボーイも直線で追い比べ。昨秋、JRA3勝クラスから移籍後、堅実な成績を残す。九州クラウンは4着だが、前々走のA級特別を差し切ったようにハマった時の末脚は鋭い。

 中距離路線から転戦したマナホクは1400mでも警戒が必要だろう。あと、叩き3戦目を迎えたアビエルト、先行粘りのオールスマート。

■厩舎情報■
 ◎ダイリンウルフ・真島元師 「前走は展開が違えば勝ってもおかしくなかった。ここもリズム良く、自分の走りをしてくれれば。典型的な短距離の差し馬」
 ○テイエムフォンテ・平山師 「ここは行きたい馬を行かせて道中は好位につけたい。自分のペースで進めば。状態に変化はない」
 ▲ビキニボーイ・東眞市師 「デキは変わらずにきている。前走は前へ行く馬がそろって後ろからになったが、できれば中団前につけたい。直線で内に突っ込むと駄目だから外に持ち出したい」
 △マナホク・真島元師 「この馬は距離の長短は関係ない。とにかくスタート次第。ゲートの出が悪いから、そこをうまくいってくれれば。馬のデキ自体に変化はない」
 ×アビエルト・鮫島師 「ちょっとは良くなっているが、本来のデキにはまだ遠い。休む前の状態には戻っていないし、もう少し時間がかかりそう」
 ×オールスマート・鮫島師 「一番いい頃と比べると、まだまだの状態。距離は短いほど良い馬。前走のようなことはないにしても厳しいところはある。前へ行きたい馬もいるから無理してまで行くことはない」
 ホウオウエーデル・担当厩務員 「ここはメンバー強い。以前は前に行かせようとしたが、今は中団で脚をためてどこまで伸びるか。前が崩れるような展開次第」
 フェブキラナ・大島師 「今回はゲートをうまく出て、外めのコースが取れるかどうか。包まれるとひるむから、外に出していきたい」
 インテンスフレイム・山田徹師 「長めの距離の馬。休み明けでちょっと重いだろう。追い切りもやっているが、1400mでどんな走りができるか」
 コモリリーガル・真島正師 「佐賀移籍後、初めての実戦。近走の成績はいまひとつだし、レースを使ってみないと分からない面がある」

今回も直線勝負に挑むダイリンウルフ

 

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