【佐賀競馬・第24回ル・プランタン賞】兵庫のオモチチャンが先行抜け出しで重賞初勝利
佐賀競馬の第24回ル・プランタン賞(1800m)は6日、3歳牝馬10頭が出走して争われ、単勝4番人気だった兵庫のオモチチャン(永井孝典騎乗)が2番手先行から抜け出し、2分0秒5で重賞初勝利を飾った。逃げた1番人気のドライブアウェイは3馬身差の2着、さらに1馬身半差で7番人気のアオイノユメが3着に追い込んだ。
「ゲートを出た時、ハナに行けるかと思ったが、2番の馬(ドライブアウェイ)が来たんで、それを見ながら」と永井。逃げ馬の直後の2番手でじっと我慢して勝負どころから先頭へ。「終いの脚がちょっと甘いところがあったが、(今日は)直線もしっかり伸びてくれた」。
オモチチャンはデビューから前走までの6戦で全て馬券に絡んでいた堅実派。この日は直線で突き放し、確かな上積みを見せた。永井は「まだ幼い部分もあるが、これから成長してくれると思う」とさらなる伸びしろに期待を寄せた。
