【佐賀競馬(ナイター)セプテンバー特選】9月30日 11R ベルノレイズ末脚全開
■11Rセプテンバー特選の検討■
ベルノレイズが待機策から末脚全開だ。JRAでは14戦して勝ち星を挙げられなかったが、2着1回、3着2回。前走の佐賀入り初戦は後方から豪快に差し切って初勝利を挙げた。JRA在籍時は中・長距離が主戦場。距離延長も苦にしない。
ボンジーアは岩手から移籍後、6戦4勝、2着2回とオール連対。岩手でB2級だった地力は確か。前走も切れ味鋭い末脚で差し切った。佐賀C2特選で1750mを勝ち、距離面の不安もないだろう。
キングプリンスはC1平場で2連勝と波に乗っている。先行グループから抜け出すタイプ。こちらもC2特選で1750mの勝ち星を決めている。
サンマルソムリアはJRA1勝クラスからの移籍初戦は5着だが、変わり身を警戒。あと、4走前にこのC1特選勝ちのグレイソニック、前走8着敗退も反撃を期すスオードカットにも目配り。
■厩舎情報■
◎ベルノレイズ・担当厩務員 「前走はゲートでうるさくて出遅れたが。それでも勝って力のあるところを見せた。ここは前走より前に行けるだろうし、結果は付いてくるのでは」
○ボンジーア・山田徹師 「疲れは特にない。距離の実績もある。今回も期待したいが、メンバーも強くなってきている」
▲キングプリンス・真島正師 「2連勝で調子は上がっている。この距離も対応できる。ゲートを出たなりの位置で道中を進みたい」
△サンマルソムニア・山田徹師 「前走は直線の最後で止まった感じ。今回は変わってほしい。後ろからの勝負になる」
×グレイソニック・東眞市師 「まだ本調子じゃない。もっと涼しくなってからだろう。砂をかぶらない位置取りがほしい」
×スオードカット・倉富師 「この馬にはややメンバーが強い。後ろから差す感じの競馬で入着できればと思う」
タケノライコウ・北村師 「頑張っているが、距離が長いと思う。4月に1750mで2着の時は逃げることができた。スタートを決めて、あのような競馬に持ち込めば」
リヨン・川田師 「体形的には長めの距離より、短距離の差し馬の感じ。前へ行けないので序盤で離されてしまう」
カレンメラメーラ・鮫島師 「ゲートをまともに出てハナに行かないと厳しい。距離延長は関係ないが、この馬の競馬ができるかどうか」
ドリームサンデー・真島元師 「ムラっ気がある。気難しいし、とにかくリズムを大切にしないといけない。距離自体は問題ない」
フィーリウスワン・川田師 「馬の具合は変わらないが、距離が少し長い。この距離だとスタートが良すぎて前へ行きたがる。1400mがベター」