競馬

ペイシャエス重賞2V 名古屋GP 【名古屋】

競り合いを制したペイシャエス(手前)=中日スポーツ提供
競り合いを制したペイシャエス(手前)=中日スポーツ提供

 「第22回名古屋グランプリ」(Jpn2、2100メートル・1着賞金3500万円)は8日、名古屋競馬の第10Rで行われ、単勝1番人気の中央馬ペイシャエスがヴァンヤールとの直線の激しいデッドヒートを制して優勝。6月ユニコーンS以来、重賞2勝目を飾った。小西一男調教師(67)、菅原明良騎手(21)ともに同レース初制覇。ハナ差でヴァンヤールが2着、ラーゴムが3着で、今年もJRA勢が上位独占した。

■鼻差で制す

 前を行くヴァンヤールは絶好の手応えで最後の直線を迎えた。一方、ペイシャエスは、最終3角手前から菅原明が激しく手綱を押し続けるが、コーナーの動き、手応えともにもうひとつ。しかし、追い比べになった直線からが違った。菅原明のステッキの連打に呼応するように脚を伸ばし、差を縮めて並んでゴール。わずか鼻差を捕らえ、待望のダートグレード2勝目を仕留めた。

 「前の馬(ヴァンヤール)は持ったままで上がっていったけど、こっちは手応えが怪しくて、どうかと思ってました。ギリギリになったけど、何とかかわしてくれた。もう一度タイトルをと思ってました。勝ててうれしいですね」。菅原は笑顔でレースを振り返った。

 小西師はホッとした表情を見せながら、今後の課題を掲げた。「走るたびに力をつけています。ただ直線までノメるところがあった。力の要る地方のダートで、もっと活躍するために、パワーアップしていかないとね」。もちろん高い期待の裏返し。大きな可能性、将来性を感じているからこそ。この後については「川崎記念(Jpn1・2月1日・川崎・2100メートル)を目標にしたいね」と小西師。まだ伸び盛りの3歳馬。どこまで上り詰めていくか今後が楽しみでならない。 (西尾 敦)

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