競馬

スピーディキック圧勝 東京シンデレラマイル 【大井】

 大井競馬の「第16回東京シンデレラマイル」(S3・1600メートル)は30日、第10Rに13頭が出走して争われ、単勝1番人気のスピーディキックが直線抜け出し圧勝。重賞8勝目で勝ち時計は1分40秒4。3馬身1/2差の2着にトップザビル、さらに1馬身差の3着にセパヌイールが入った。1着馬はTCK女王盃(Jpn3・1月25日・大井・ダート1800メートル)とエンプレス杯(Jpn2・3月1日・川崎・ダート2100メートル)の優先出走権を獲得した。

■重賞8勝目

 古馬と初対戦のスピーディキックだったが、次元が違う走りをみせた。スタートは五分に出ながら中段待機策。「ペースに惑わされず、この馬のペースで運んだ」と御神本。終始リラックスした走りで道中スムーズに運ぶ。3コーナーから前との差を詰めにかかると、直線入り口では先頭に並びかけ、そのまま悠々と突き抜けた。

 御神本にとってこのレース3勝目。「抜群の切れ味でしたね。来年がすごく楽しみになりました。交流重賞でも結果を残せる馬だと思っています」。一方の藤原師も笑顔が絶えない。「ベストの状態で使えて結果が出て、スタッフのみんなには感謝ですね。これまでで一番落ち着いていたし、馬も大人になってきた」。来年はJRAへの挑戦を含め、今後のローテーションが決定される。

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