イグナイターが地方年度代表馬 NARグランプリ2022
地方競馬全国協会(NAR)は17日、2022年に優秀な成績を収めた地方競馬の馬や調教師、騎手を表彰する「NARグランプリ2022」を発表した。
年度代表馬には、兵庫のイグナイターを選出した。ダートグレード競走2勝(黒船賞、かきつばた記念)に加え、マイルチャンピオンシップ南部杯4着、JBCスプリント5着とJpnIでも好走したことを評価され、全会一致で選定された。
表彰者部門では、349勝を挙げた吉村智洋(兵庫)が最優秀勝利回数騎手賞を4年ぶり2回目、同調教師賞は208勝の打越勇児師(高知)が2年連続4度目の受賞。特別賞には、地方通算3000勝を達成した戸部尚実元騎手(愛知・現調教師)と、地方競馬の発展に多大な貢献を果たした元騎手の佐々木竹見氏(引退・川崎)が受賞した。佐々木氏は現役時に同賞を3回受賞。今回は引退後における後進の指導など、長年にわたる競馬界への貢献などによる受賞となった。
表彰式展は2月16日に東京都内で行われる予定。