競馬

グランブリッジ重賞3勝目 TCK女王盃 【大井】

 大井競馬の「第26回TCK女王盃」(Jpn3・・ダート1800メートル)は25日、第11Rに7頭が出走して争われ、単勝1番人気のグランブリッジが直線で力強く抜け出して優勝。1分53秒9の勝ち時計で、関東オークス、ブリーダーズゴールドカップに続く重賞3勝目を挙げた。1馬身差の2着に2番人気のヴァレーデラルナ、さらに2馬身差の3着に3番人気のプリティーチャンスが入った。

■直線で力強く抜け出す

 JBCレディスクラシックではヴァレーデラルナに、クイーン賞ではテリオスベルの前に2着と涙をのんだグランブリッジが見事、リベンジに成功した。「ゲートを出てすぐ、スムーズにいい位置が取れました」とこのレースの3連覇を決めた川田将。テリオスベルがステッキを入れ外からハナに立ったが、慌てることなく前半はリズム重視。直線に向くと力強い右むちでパートナーを鼓舞し、栄光のゴールへと導いた。

 3月から調教師に転身する福永祐一騎手から手綱を引き継いだ鞍上は、「祐一さんが下地を作ってくれた馬ですし、タイトルを取れてホッとしました」と淡々とした中にも喜びを表現した。今や押しも押されもせぬトップジョッキーと、充実明け4歳を迎えたグランブリッジ。今後のダート路線を盛り上げてくれるに違いない人馬のコンビが誕生した。なお、TCK女王盃は来年から園田へと舞台を移し、「兵庫女王盃」と改名される。

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