引退レース見せ場つくるも… サルサディオーネ5着
エンプレス杯を最後に競走馬を引退。繁殖入りが決まっていた5番人気のサルサディオーネ(牝9歳、大井・堀)は、最後まで自分の競馬を貫き逃げの手で見せ場を作った。結果は5着と有終の美を飾ることはできなかったが、「もちろん、勝ちたかったが悔いはないです。毎回、こちらの想像を超えてくれた素晴らしい馬。無事にレースを終えられたのはうれしいですね。この後のサルサディオーネには別の仕事があるし、次は子供に乗れたら」と矢野貴はパートナーにねぎらいの言葉をかけた。同馬は2016年にJRAでデビュー。19年12月にTCKへ移籍し、重賞8勝を挙げるなど活躍した。堀師は「本当に良くやってくれたと思います」とこれまでの頑張りをリスペクトした。