【小倉競馬・西日本新聞杯】11番人気のメイショウフンケイが勝利／3連単170万円の大波乱

　西日本新聞杯（4歳以上2勝クラス・芝1200㍍）は3日、稍重の小倉競馬場で行われ、11番人気のメイショウフンケイ（牡6歳、栗東・高橋亮）が鮮やかに逃げ切った。2着に16番人気のワンダーカタリナ、3着に3番人気のタツダイヤモンドが入り、3連単は170万円超の大波乱となった。

■ヒーロー
　快勝だった。休み明けで32キロ増、3戦ぶりの芝レースだったが、メイショウフンケイは楽々とクリアした。好スタートからハナを奪い、荒れた馬場も苦にせずに内をリズムよく快走。手応えがいいまま、後続を全く寄せ付けず、2着馬に3馬身差をつけた。

　鞍上の小沢大仁は「楽にハナに行けたし、最後の反応もしっかりしていた。内も思ったほど悪くなかったので、距離のロスなく思い切った騎乗ができました」と笑顔。高橋亮師は「調教をしっかりやっていたので、（32㌔増は）そこまで気にしていませんでしたが、まさかですね。パワーがあるのでこういう馬場が良かったのでしょう」と荒れた馬場を勝因に挙げた。