競輪

【武雄競輪(モーニング)FⅡ】目標に事欠かない中川勝貴は前回決勝で失格もリラックスムード

<記者コラム・森川和也の追走一杯>
 今開催の最高得点者は、93.85点で安藤直希、中川聖大、棚瀬義大が同点で並ぶという珍現象。自力型のパワーの応酬でV争いは混とんとしそうだが、そこにあって中川勝貴はリラックスムードに映る。「今期は1回しか優勝できていないし、前回失格でS級点も厳しくなった。でも前回から換えたフレームは悪くなかったですよ」

 7R特選は近畿が二手に分かれたため、丹波孝佑にマークするが「準決は安藤君かな? 中近ラインで棚瀬君もいる」とそろばんをはじく。もちろん思い描いたように進まないのが勝負の世界なのは中川本人が一番分かっているが、前検日からピリピリしなくていいのは大きなアドバンテージかもしれない。▼7R特選は、1番車で丹波を位置取りからアシストして。3―1=57、7―1―235。

 ▼3R(前田義和)昨年8月末の先頭員早期追い抜き失格からリズムを悪くしているが、「行けば何とかなるし、あとはタイミングだけ」と脚は戻っている。5―1=2、5=1―34。

前回失格も明るい表情の中川勝貴
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