競輪

【いわき平競輪・GⅠ日本選手権】平原康多が10年若返り?「自転車の練習に不安がない」

 平原康多にはもう苦悩の表情がない。前回の西武園記念では優勝こそ逃したが、「10年くらい前の自転車に乗った。ニュートラルに入る感じで不安なく乗れた」と、昔のフレームを引っ張り出して好感触を得た。さらに今回は、「そのフレームの前後に乗っていた違う自転車も持ってきた。そっちの方が直前の感じは良かった」と、平成のフレームに回帰している。

 昨年は落車が重なった。腰痛や脚のしびれなどに悩まされ、レースにも練習にも影響が出た。だが、「自転車の練習においては力が入る状態になった。まだウエートはできないことが多いが、自転車に乗ることに関しては不安がなくなりましたね」と満足に練習ができる体に戻った。

 今回もバリバリのSSで戦っていた頃のフレームで戦う。2日目特選11Rでの目標は眞杉匠。関東の新エースを抜き去って、まだまだダービー制覇を狙えることを証明する。

 ▼11R(平原康多) 地元の西武園記念決勝で埼玉5車を捲った深谷と8日ぶりに再戦。今度は同決勝を制した眞杉が味方。リベンジを果たす。9―2=34578。

 ▼3R(渡部哲男) 前回の地元FⅠは、初日特選での見せ場のない6着から2日目以降に盛り返して連勝V。今回も6着スタートから白星へ。1―379―3789、1―8―7。

約10年前に使っていたフレームで2日目特選を走る平原康多
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