【久留米競輪(ナイター)FⅡ】「練習やフレームを戻した」井寺亮太が競走得点も戻した
初日7Rは井寺亮太が大外強襲で制した。「脚はたまっていたし、前がワチャワチャしていた。流れが落ち着いたところを行こうと思っていた。俯瞰(ふかん)していましたよ」と好判断が勝利を呼んだ。
2年前は89点台で決勝の常連だったが、昨年は不振に。前期は84点台にまで落ち込んでいた。「練習やフレームをいろいろと試していたが元に戻した」。点数も戻って、前検日時点では88.52をマーク。「練習もがむしゃらにやるのではなく、考えてするようにした。それが大きいですかね」。直線のタテ脚を見るかぎり、今が全盛期のようにも感じる。準決▼11Rは同県の小柳智徳と好目標を得た。後輩を好リードして、2節前以来の今年2回目の優出へ。小柳先制で番手捲りも視野に入れて抜け出す。3―567―2567。
▼12R(西本直大) 初日は強烈なスパートから押し切り。病欠明けとは思えない仕上がり具合で、打倒梅崎もありそう。2―145―1457。