【小倉競輪（ナイター）FⅠ】平尾一晃が直近2場所で3勝「自分でもビックリ」お宝フレームゲットで急復調

＜記者コラム・森川和也の追走一杯＞

　直近2場所（6走）で3勝、2着1回の好成績を挙げている平尾一晃が「こんなに変わるなんて思ってもなかった」と取り囲む報道陣を前にして、まくし立てるように話し出した。
　何が変わったかというと、フレームだ。「井手健さんがネットのフリマで手に入れたのを前々回の大宮から試しに使ってみたら、すごかった。Sには自信がないのに、グググ～ってめちゃくちゃ伸びていくんですよ。それくらい違う。結局は脚が全てと思っていたけど、フレームも大事なんだなって自分でもビックリ。すぐに買い取らせてもらいました」。世の中、どこにお宝が眠っているのか分からないものだ。▼10Rは、優勝候補の石原と対決で「厳しいけど自信が出てきたので楽しみ」。連下なら十分とみて、7―2＝146。
▼5R（室井蓮太朗）5場所前からウオーミングアップの時間を短くして3V。「レースで疲れないので自分にはちょうどいい」。独自の調整を見つけた成果をここでも発揮して、1―6―357、1―5―247。