【武雄競輪・GⅢ開設記念】予備から急きょ繰り上がった山口貴弘が予選を突破

　山口貴弘が初のGⅢ決勝進出を目指す。2日目8R、終HS8番手から捲り切った松本秀之介マークから2着で準決に駒を進めた。

　当初は予備選手だったが、直前に欠場が発生して繰り上がった。そのラッキーを生かしての勝ち上がり。3月の地元GⅢは初日6着で予選敗退だっただけに、喜びもひとしおのようだ。「3月の時は2日目から3連続2着。今回も3戦続けて2着と冗談ながらに思っていたが…。2日目でまた2着とは。とにかく準決に行けてうれしい」と破顔一笑だ。

　決勝を懸けて争う3日目準決は12Rに登場。「付いていけば決勝はある。それが難しいんですけどね」。清水裕友―山田庸平の3番手追走からベスト9入りを目指す。