競輪

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】「初日はいつも胃が痛い」片山直人が地元初出走のチャレンジ戦で1着発進

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 予選2Rは、小倉をホームバンクにする片山直人が中野真吾の5番手捲りを差し切って1着スタート。「1、2班戦だったら見向きもされないのになぁ」とカメラを構える報道陣にジョークを浴びせつつ、笑顔をこらえながら撮影に応じた。
 3月武雄から換えたフレームがここでも火を吹いた。「上がり11秒4だし、タイムは結構出てましたね。追走していて余裕もありましたよ」。近9場所で予選5勝(優勝1回)を挙げている抜群の愛車を頼もしげに見つめた。
 「初日はいつも胃が痛いけど勝ててよかった。準決は相手が強くなるけど、何とかして2着までに入りたいですね」。地元初出走のチャレンジ戦でファイナリストになるべく、静かに闘志を燃やしていた。▼6Rの枝村弘樹とは3月高松決勝で連係し、捲りをズブッと差してV。今夜も再び差し切りだ。3―1―24。
▼4R(小酒大司)生き残りが絶望的な点数だが、差しの決まり手が「7」もある通りで「調子はいいんですよ」。ここはタテ脚も交えた単騎戦で確定板へ。1―7=2346。

地元勝利に笑顔がはじける片山直人

 

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