競輪

【別府競輪(ナイター)FⅠ】「やればできる子」野口諭実可が地元で逃げ切り連勝

 野口諭実可が地元で連勝を飾った。2日目7Rは連日の先行策。「風が強かったので徐々に上げていく形で踏んだ」と巧みなペース配分から押し切った。「まさか2日連続で逃げ切れるとは…。そもそも続けて先行したのも初めて」と目を丸くして振り返った。

 レース後は「やればできる子です」と書かれたTシャツを着て記念撮影。今節の直前に恩師の川野信一郎さん(52期・引退)からいただいたものだ。群馬支部で初代ガールズ戦士としてデビュー。一時は代謝の2文字もチラつくほど低迷したが、川野さんに師事して大分に移籍。街道中心の練習メニューで脚力を強化。今ではGⅠの決勝メンバー、そして全員が単騎戦で不利とされる先行策で連勝するまでに成長した。

 ガールズ選手で野口以上に「やればできる」の言葉が似合う選手はいないだろう。25日の10R決勝もきっと優勝で締めてくれるに違いない。▼10Rは野口の1着で堅い。相手は気合十分な永塚祐子に絞る。1―2=346。

 ▼8R(近藤夏樹) 星野洋輝は原口昌平のハコを狙いに行けば、展開がごちゃつく。近藤の捲りごろだ。6―2=134。

「やればできる子です」Tシャツをアピールする野口諭実可
師匠の石井毅と同じあっせんで気合が入る永塚祐子(左)
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