競輪

【武雄競輪(ナイター)FⅠ】嵯峨昇喜郎が復調中、同期の眞杉匠らとの戦いで収穫

<記者コラム・野口雅洋 1000円勝負>

 初日8R、嵯峨昇喜郎が磯田旭とのワンツーを決める好走を見せた。函館記念では4走ともに確定板に乗れなかったが、「今までで一番かもというほど、相手が強かった。いい経験になりました」。同期の眞杉匠ら強豪との番組に、「一緒に走って、『もう行くのか』とすかさず駆けるところなどは勉強になったし、戦って自信になった部分もある」と収穫は多かった。

 腰痛や股関節の痛みで体調を崩した時期もあるが、「もう大丈夫です」と表情は明るい。「超音波の治療器を買って、これが合っている。一発で治るんです」と体調に不安がなくなった。

 昨年2月の全日本選抜を最後にGⅠ出場がないが、「いち早くGⅠ戦線に戻るのは最低限の目標。それだけでなく、同期に早く追い付いて、高いレベルで戦いたい」。眞杉を筆頭に、松井宏佑、嘉永泰斗、小林泰正ら、ビッグレースの決勝に乗っている113期は多い。準決もすかさず駆けて、同期との差を埋めていく。

 ▼10R(嵯峨昇喜郎) 単騎戦なら勝利だけを目指せる。1着で狙う。4―135―1356、4―6―1。

 ▼11R(佐川翔吾) 鈴木に任せられた中村が石原に抵抗できれば佐川にもチャンス到来。7=1―245、7=4―13。

初日は逃げて2着の嵯峨昇喜郎


 

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena