競輪

【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】矢田晋が〝ダブル永田〟のおかげでV候補を撃破

初日6Rを抑え先行から押し切った矢田晋

 初日6Rは矢田晋が抑え先行から押し切った。中団の絶好位に今開催のV候補で捲り鋭い小榑佑弥が控えていたが、矢田も得意の先行勝負で応戦。マーク永田修一の絶妙な番手仕事で、小榑の捲りが止まったこともあって、久々に予選を1着でパスした。

 前検日には「新人や若い子が強くて…。72点からなかなか上がらない」と困り顔だったが、競走得点78点を誇る新鋭を撃破。「打鐘で抑えられたこと。加えて、永田修君の仕事」と勝因を挙げ、後輩に感謝しきり。報道陣から「同じ小倉で3Rを走った永田隼一君の先行勝負も刺激になったんじゃないの?」という問いには「はい。刺激になりました」と少し苦笑い。ダブル永田の活躍が激走につながったかもしれない。

 2日目準決7Rは廣田樹里の前で初日同様、自力勝負。永田修と同県同学年の援護を受けて、今度はシリーズリーダーの稲毛知也撃破に挑む。

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