【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】冨尾享平は多彩な才能持つマルチプレーヤー「将来は何をやっているかな」
<記者コラム・森川和也の追走一杯>
実業団のアメフト選手から競輪に転身した冨尾享平は、Xリーグ3部の琉球ガーディアンライオンズで〝現役復帰〟を果たしているが、この他にも趣味の域を越えたバンド活動や、エアレースパイロットへの挑戦と「やりたいこと」に無我夢中で突き進んでいる。
全てのことに手を抜かない性格ゆえ、もちろん本業の競輪も真剣。「(今年4月に沖縄へ移籍し)生活が落ち着いてきて、やっと十分なトレーニングを積める環境が整ってきた」と目を輝かせる。
「将来は何をやっているかな。ちょっと自分でも想像がつかないけど、もちろん競輪でバリバリやっていることもありますよ」。頭の中の白いキャンバスに、これから何が描かれるのだろうか。▼特選9Rはダッシュ強烈な中川聖大の番手だが、「どんなレーサーシューズでも、サイズさえ合えば大丈夫」という器用さがあれば離れないし、逆転まであるか。6―1=235。
▼5R(増田仁)カマシ逃げで制した前回青森の予選は、宮本佳樹が飛び付かれても好位を奪った馬場和広に抜かせなかった。ここも同じ展開が再現されれば3―14―14。
