競輪

【小倉競輪(ナイター)FⅡ】「だいたい3日目が一番良くなる」河崎正晴がリズムアップを信じて連覇に挑戦

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 準決10Rは、勝負どころで叩かれた河崎正晴が捲り追い込んで2着。その勢いをもらった上吹越直樹が1着で、結果的には九州ラインのワンツーが決まった。
 「菱田(浩二)さんにカマされたし、内容的には負けですね。来られないくらいに踏んでいたので合わせられると思ったけど。(場内の)ビジョンじゃなくて、自分で後ろを見るべきでした」。しっかりと出し切る競走で上吹越と連独占を決めたかったが、作戦通りにいかずに「大失敗でした」。それでも3番手に入ってからは「脚がたまっていたので最後は2着まで届いた」と地力の高さは示せた。
 決勝は、船瀬惇平が師匠の吉本哲郎を引き連れて強引に発進しそうな雰囲気とはいえ、森川康輔と藤木裕がラインを組んで3分戦になったのは好材料。「自分の状態はまだ分からないけど、だいたい3日目が一番良くなるので、そうなってくれることを願います」。前回玉野に続くVを奪取するべく、体のリズムをしっかりと上げていく。▼11Rは河崎が好スパートで、中国トリオに立ちはだかる。7=1―2346。
▼1R(吉田悟)メンバーを見て「僕以外の選手で、どうぞどうぞ先行争いをしてください」とにやり。単騎の一撃が決まれば1―37―23567。

準決を2着で突破した河崎正晴

 

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