競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】アマチュアとの練習で再上昇してきた吉田彰久は異色なキャリア?の持ち主

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 選手のプロフィル欄をチェックしていると、吉田彰久のスポーツ歴に「世界Jr選手権(ボブスレー)代表」とあった。本人に聞いてみると、投てき競技で活躍していた大体大時代に「長野冬季五輪(1998年)に向けたボブスレー選手の発掘があった」そうで、そりを押す力の測定などを経て「日本のB代表として遠征メンバーにも選ばれた」とか。ただ同時期に競輪学校の適性試験を受けていたため、『氷上のF1レーサー』になることはなかった。
 今期は5年半ぶりのチャレンジ落ちだが、75.30点の大活躍。「アマチュア(の弟子)を取って、ひたすら街道練習をしている。それで落ちていた基礎的な部分が戻ってきたみたいで、展開をものにできていますね」。▼4Rは前々に攻める竹村達也をマークして確定板に突っ込む。3―1=47、1―3―247。
▼3R(中嶋樹)本命は点数上位の成海大聖だが、前回小倉の動きがあまりにも鈍かった。それなら「最近は自分のレースができている」という中嶋から狙う手もある。5―1―347。

ボブスレーの五輪代表になっていたかもしれない吉田彰久

 

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