競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】「バーンって音が聞こえたら…」入江航太が先輩の助言を生かして逃げ切り

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 準決6Rはアクシデント発生も何のそので、入江航太が堂々と逃げ切った。
 「上野(優太)さんに教えてもらったんですよ。バーンって落車の音が聞こえたら〝踏め〟って」。先行態勢に入った終1半でガシャッと聞こえたが、慌てるどころか気合が入った。「(落車があった)後ろの人たちはビックリするだろうけど先頭にいた自分は、頑張らなきゃって」。人気を分け合った小笠原一真は11秒4で急迫したが、10車身以上も差が開いてはさすがに届かなかった。
 ▼7R決勝は後輩・徳永泰粋の番手で「緊張するなぁ」と苦笑いも、通算2度目のVを初めての3連勝で飾れるチャンスなのは間違いない。「後ろは先輩の赤星(俊光)さんだし、頑張ります」。熊本ラインの固い結束を見せつけて、1―7―235。
▼5R(井坂泰誓)2日目は2角6番手捲りで1着。「ギリギリ届いた感じだったけど、車の出が良かったしイケると思いました」と脚の仕上がりは十分。最終日は「(自分が押し切っての)ワンツーしか記憶にない」という最高の相性を誇る梶原秀庸が番手で、2―5―13。

落車にも全く動じなかった入江航太

 

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