競輪

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】前2場所で激変した佐伯辰哉「もっと早くからやっていれば良かった」

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 今節3日間は佐伯辰哉を追いかけたい。「6月に入って一気にフィーバーしましたね」と話すとおり、前々回大垣で約1年半ぶりの優出(3、1、決勝7着)に成功すると、前回川崎も(1、5、4着)とそれまでがうそのような好成績を連発させた。「街道練習をやり始めたら、自転車のバランスが良くなって、リズムも合ってきましたね。もっと早くからやっていれば良かった」
 鎖骨骨折を負った今期は公傷の対象だったが、「(A級3班に)落ちることは覚悟の上」で出走を重ね、そのかいがあって自分にピッタリの練習方法を見つけた。3年前はS級1班だった佐伯が、復活の道をいよいよ進み始める。▼7Rは積極タイプの中山遼太郎を総力戦でかく乱し、何が何でも予選クリア確定の3着以内をキープする。今節もヒットを飛ばせば失格点をはね返し、チャレンジ転落を阻止できる。2=6―14、2=1―6。
▼2R(山村慮太)今期69.84点で、今回は70点ゲットの勝負駆け。「自分でやる」のコメントは好位に潜り込む作戦とみて、1―3=245。

自分に合った練習方法を見つけた佐伯辰哉

 

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