競輪

【久留米競輪・GⅢ開設記念】松浦悠士が宮杯からの上積みアピール「だいぶ変わった感じがある」

12Rの初日特選は犬伏湧也を目標に脚を伸ばす松浦悠士

 松浦悠士が今期の締めくくりの大会に気合を入れた。GP覇者としてチャンピオンユニホームで臨んでいる今年は苦境が続く。「体が悲鳴を上げている」。3月の取手GⅡ準決で落車。昨年のGⅠオールスターと同様に左半身を強打して、調子を崩した。

 直前のGⅠ高松宮記念杯も2予敗退。最終日には失格するなど成績も散々だった。「宮杯に行く前の感じと結果が、想像と違った。体が使えなくて、自分の乗りたいように乗れない。それが自力が出ない要因」と長いトンネルの中にいる。

 それでも前検日には、「上積みがあって、だいぶ変わった感じがある。自分が求めているレベルではないが、宮杯よりはいい」と兆しは見えた。

 「自分が一番悔しい。情けない。復活した姿を見せたい」。12R特選は前宮杯の初日に連係した犬伏湧也をマーク。その時と同じくワンツーを決めて、復活への道を踏み出す。

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