競輪

【久留米競輪・GⅢ開設記念】後藤大輝と梶原海斗 地元期待の若手が1Rと2Rに登場

G1初出場が決まって笑顔を見せる後藤大輝

 久留米のフレッシュコンビが、朝から大会を盛り上げる。後藤大輝は昨年に続いて1Rの1番車の〝期待枠〟で登場。123期の梶原海斗は2Rで、S級パンツ姿を九州のファンにお披露目する。

 後藤は「去年の久留米記念の気持ちは覚えていますよ…。不安しかなかった」と、懐かしそうにS級初場所を振り返った。「今回は大会の流れも分かっているし、落ち着いている」と頼もしい。「レースも周りも見えるようになった。焦りもなくなって、成績も良くなっている」。1班に昇班した今期の競走得点は105点(前検日時点)。8月には初GⅠとなるオールスター出場も、記者推薦で決まった。「やれることはすべてやってきた。前年以上の成績を求めたい」。準決5着だった昨年を超えるべく、初日は内容も結果も求めていく。

 梶原は4月に3連続完全VでS級特進。ここまでS級で3場所を走ったが、「難しいですね…。選手みんな脚があるので。タイミング一つ誤ると終わり」とやや苦戦を語った。それでも、「緊張もしなくなってきた。余裕は少し出てきたかな」と精神面では成長。今節に向けての仕上がり具合も十分で、練習メンバーからも「仕上がっている」と称賛の声が多数。鍛え抜かれたスピードで、練習仲間の原井博斗とワンツーを決める。

地元記念がS級4場所目となる梶原海斗
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