競輪

【久留米競輪・GⅢ開設記念】鶴良生「兄妹ではありません」

 鶴良生が地元記念に初参戦する。久留米バンクは地元の自転車競技の強豪・祐誠高校時代から練習で乗り込んできた。初めて自らの汗が染み込んだバンクで行われる大舞台を走るだけに、「頑張りたいですね」と意気込んだ。

 母校の祐誠高では鶴葵衣(2年)らが自転車競技の全国大会で結果を出している。鶴良生は未来のスター候補に、「すごいですよね。でも、葵衣さんと僕は兄妹でも何でもありませんよ」。葵衣の兄は現在、競輪養成所に入所中の淳志候補生だそう。「よく間違えられるんです。選手の皆さんからも『妹さん、すごいね』と言われます。会ったことはありますけどね」と笑いながら血縁関係を否定した。

 鶴良生は今期S級に復帰したが、2月の静岡GⅢで落車して肋骨(ろっこつ)を折った。そのケガの影響もあって、競走得点は93点台と苦しんでいる。「練習では戻ってきている感じがある。レースの結果は良くないが、前回の大宮2日目は自力で勝てた」と調子は上向き。初日は好調な緒方将樹をマーク。緒方のスピードを借りて、2予進出を目指してタテ脚を繰り出す。▼7Rは鶴のアタマに期待。8―123―12357。

 ▼6R(田尾駿介)祖父が亡くなったばかり。「とてもかわいがってくれました」。今節は弔い合戦。初日は石原颯マークから差し切る。2―15―13579。
 

初の地元記念で見せ場を作りたい鶴良生
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