【久留米競輪・GⅢ開設記念】久留米トリオのワンツースリー決着で開幕
今大会は地元トリオの上位独占で幕を開けた。1番車の後藤大輝がSを取って、突っ張り先行を敢行。坂本健太郎が番手から差して1着で、後藤は2着。ライン3番手の紫原政文が3着に続いた。
オープニングカードを制した坂本は昨年の初日1Rの連係したエピソード(当時は後藤が1着、坂本は2着)を交えて、「去年は後藤君の力が分からなくて逃げ切られてしまった。今回は一緒に練習してきたし、連係実績もあったので」とリベンジ達成に笑みを浮かべた。中野浩一氏が師匠の紫原は「今回が最後の出場のつもりで走った。(師匠の冠レースに)毎年呼んでいただいて、期待に応えられていないかもしれないが、頑張っているつもり」。師匠が見守る前で23歳のハイスピードに食らい付いてみせた。
坂本と紫原は2予も一緒の番組。マークする嘉永泰斗のスピードをもらって、準決に駒を進める。