競輪

【久留米競輪・GⅢ開設記念】久田裕也は絶好調で「自転車が進み過ぎた。それを計算できなかった」

 久田裕也が絶好調だ。初日は上がり10秒9の捲りで1着。2予は抜け出した嘉永泰斗に対し、捲って猛然と迫り2着。昨年10月以来のGⅢ準決に進んだ。

 準決10Rは単騎戦。鐘3角最後尾から追い上げて、「スピードがあったところで内に下りて勝負しよう」と位置取りに懸けた。しかし、「自分が思った以上に自転車が進んでしまっていました。自分でもそれを計算ができなかった」と先頭に並びかける勢いで踏み上げた。逃げた上田尭弥マークの嘉永泰斗に気づかれて終1半でブロックされたが、次は2角で、嘉永後位にいた森田優弥に外からアタック。車体を真横に近くなるほど内に倒して森田を押し込んだが、2角過ぎ、逆にはじき返されて確定板は遠のいた。結局7着に終わったが、2日目までの走りに続くナイスファイトを見せてくれた。

 最終日も111点を誇る三谷竜生ら強豪が相手。だが調子ではナンバーワン。最後も勇敢に戦ってくれるはずだ。

 ▼9R(久田裕也) 最終日も激走を期待。福島栄一を連れて白星。5―8=12479。

 ▼11R(石原颯) 「今年の初めごろから、たまに松山に出向いて若手と練習している。刺激になって成績も良くなった」と、今年は既に38走で25勝と勝ちまくっている。取鳥雄吾を振り切ってここも勝利へ。9―123―1237、9―2―5。

今節は好調ぶりが光る久田裕也
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