【久留米競輪・GⅢ開設記念】新山響平「調子は日に日に良くなくなってきている」と修正へ
新山響平が修正して、久々の優勝を狙う。準決11Rは前受けからカマシてきた後藤大輝を1車出す展開。バック捲りで裸逃げの後藤を捉えて、菅田壱道とのラインワンツーで人気に応えた。
2着で決勝進出を果たしたが、「後藤君の掛かりが良くて余裕がなかった。番手や3番手がいたら危なかった」。いつもの響平スマイルは影を潜めた。「体の使い方を意識してやっているんですけど、良くない感じ。疲労でうまく使えていないのかな。バック付近から重い感じ。調子は日に日に良くなくなってきている」と5走したGⅠ高松宮記念杯の激走が影響していそうだ。
「道具を使ったり、多めにローラーに乗って感じが良くなれば」と修正の余地はある。決勝までに本来の姿を取り戻して、2022年GⅠ競輪祭以来の優勝を遂げる。