競輪

【久留米競輪・GⅢ開設記念】「突き抜けられる雰囲気はあった」松浦悠士に復活の兆し見えた

決勝は今節初めてラインの先頭で走る松浦悠士

 松浦悠士が初の久留米記念制覇を目指す。準決12Rは九州4車ラインの好連係に苦しめられたが、持ち味の機敏な立ち回りで、抜け出した伊藤颯馬―山崎賢人に迫る3着。「脚を使った割には最後は踏めた。山崎君に引っかけられたが、突き抜けられる雰囲気があった」。厳しい展開ながら底力を十二分に発揮した。

 「体的に今は8割の状態」と3月GⅡ取手での落車の影響で本来の姿を取り戻せていない。ただ、「宮杯は8割の中の10割が使えていなかった。今は8割の全てが使えている」と2予敗退だった前回からは上向いている。

 決勝は目標不在で「自力自在」のコメント。「車番はいいので、しっかり位置を取りたい。どこかで勝負したい」。タテとヨコを使い分けて、今期最終戦を優勝で飾る。

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